もりまちブログ

北の国のオタク カワイイは攻め

ドリフェス!と私

 

「みんな、ありがとう!」

「アイドルになりたいと思って7年…ホンット夢みたいだよ!」

 

私がドリフェス!という作品を知ったのは、偶然テレビから聞こえた、純哉くんの声がきっかけでした。

 

 

ドリフェス!と私

  

 

私は2次元アイドルという存在が大好きです。

とにかく2次元アイドルは裏切らない。急な熱愛報道でファンを落胆させたり、酔っ払って公園で全裸になることもない(多分)。ずっとファンと一緒にいてくれる。私はそう考えています。

テレビ画面の中でマイクを持つ純哉くんに惹かれたのも、もともと2次元アイドルに興味があったからでした。5次元プロジェクトということを知らなかったんですよね。

 

私がたまたま見たのは、ドリフェス!1期最終話「アイドルへの扉!!!!!」。当時はキャラクター名すら知らなかったので、ああなんだか感動的なシーンだなと思ったくらい。

 

そしてボーッと画面を見つめる私に、横から主人が話しかけてきました。

「声優って誰?」「なんかヘタじゃない?」と。

 

言われてみればそうだ。たしかに、妙にアニメらしくないというか、俳優がアニメ映画の吹き替えをしたときのような違和感がある…ような…アニメだからヘタに聞こえるんであって、ドラマなら良い感じかも的な。

さっそくスマホで調べた私は、すぐに納得しました。ドリフェス!は3次元での活動を前提にしていて、リアルな若手俳優たちがアニメの声優を兼ねていたんですね。

私はこの絶妙な棒読み加減が忘れられず、すぐにアプリをダウンロードして、かつアニメも1話から見返しました。

 

アニメは色々な意味で衝撃的。

ドリフェス!の世界において、エールはドリカが示すもの。観客が飛ばしたドリカで、アイドルたちの衣装が決まるシステムです。そのためライブシーンではおなじみ「ドリカタイム」があるわけですが、このカードをキャッチする行為は、所詮アニメ的な表現に過ぎないと思っていました。

しかし、ドリフェス!はそんなしょっぱい作品ではないんです。

アニメ1期2話の特訓シーンにより、ドリフェス!世界のアイドルたちは猛スピードで飛んでくるドリカをガチでキャッチしているという事実が判明しました。この瞬間、私はドリフェス!の虜に。ヤバイ。ヤバイよこれただのアイドルモノじゃないよ。

「最初は150キロからね~♪」「気をつけてくださいね^^」

 

アニメの視聴と並行して、ゲームもプレイしました。飽き性なので続かないだろう…と思いきや、良曲揃いでかなり楽しい。黒石さんが早く寝るよう強めに命令してくる。

中でも、一番好きな曲が「MAY BE, LADY!」です。アップテンポな曲調に、アイドルらしい歌詞。好きすぎて自分の結婚式で流したほど。周りポカーンでしたけどねアッハッハ!

 

さて、アニメにゲームにとドリフェス!をエンジョイしていた私ですが、なぜか俳優たちには注目していなかったんです。田舎住まいでライブに行きづらいことや、2次元の彼らを追いかけるので精一杯だったのが原因だと自分では思っています。

何にせよ、今ではかなり後悔しています。せっかくの5次元プロジェクトなのに…もし1年前の自分に会えるとしたら、殴りつけてでも俳優たちのツイッターをフォローさせたいです。

 

そして、2018年3月5日。

公式ツイッターにて、アプリのサービス終了が発表されました。

 

字面は読み取れても内容を理解できず、何回も読み返しました。

私は行けなかったけど、1stライブツアー終わったばっかりじゃん。2期で新キャラクターも登場したし。これからいくらでも話を広げられたはず。もっとアプリに課金すべきだったかな。突然すぎる。

そうだ、3次元の彼らはどうなるんだろう?

 

研究室やラジオにも触れてこなかった私は、5日夜の緊急配信で初めて、3次元の彼らをまじまじと見ました。さすがに顔と名前は存じ上げていたものの、詳しいところは全く知らない。

初めてちゃんと見る彼らは、悲しそうで、だけど私たちを勇気づけようと、一生懸命に想いを語ってくれました。

 

石原くんは、人懐っこくて力強い目元が奏っぽい。

富田くんの屈託ない笑顔と華やかな雰囲気は、純哉くんみたいだ。素直に恋。

溝口くんは明るそうで慎様らしくないかな?と思ったけど、ふとした仕草がやっぱり慎様。

正木くんは小動物のように可愛くころころ笑うところが千弦に、太田くんは落ち着いたやわらかい感じがいつきにそっくり

戸谷さんは座っているだけでオーラがあって圭吾らしい。

株元さんは、見た目ももちろん、かっこいいことをサラッと言えちゃうのがまさに勇人だ。

  

私の大好きな、DearDreamとKUROFUNEがそこにいたんです。

「私はドリフェス!という作品の片翼しか知らなかったんだ。2次元と3次元、両方が揃ってドリフェス!なんだ」と思いました。もうお別れなのにやっと5次元を理解するなんて馬鹿ですね私。

でも、武道館で彼らがサイコーを超えて、サイコーの先にある景色を見せてくれるまで、全力で応援します。

 

たくさん笑顔にしてくれて、本当にありがとう。

 

───

 

“君が笑ったら 止まってた時計が動き出した”

“1秒たったら もっと好きになるんだろう”

「MAY BE, LADY!」 の好きなフレーズです。アイドルがファンに向けて歌った曲かもしれないけど、私は自分からドリフェス!の14人に向けて歌いたいと思いながら聴いています。いや私の歌唱力は剛田武レベルなので歌うと木々は枯れ海は割れるんですが…

 

アプリが終わってしまう寂しさと、あの配信を見るまで3次元を見てこなかった自分への怒りで書き上げました。

なんかこう…配信見てると最初のほうは「俳優さんたち明るいな~吹っ切れたのかな~」なんて思っちゃってたんですけど、よく見たら正木くん泣きそうだし太田くんもしゃべらないし、石原くんの目がだんだん潤んできたような気が…して…うまく言えないんですけど心臓ギュッ!!!!!!!!!!!ってなったんです。

 

武道館まで駆け抜けるぞ~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!あとアプリ残してくれ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

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